労災保険、自賠責保険を利用しての
受診に対応しています
ふじわら整形外科は、労災保険（労働者災害補償保険）や、自賠責保険（自動車損害賠償責任保険）を利用しての受診に対応しております。
受診いただく際には、ご留意点がありますので、以下をご確認後、電話で一度お問い合わせいただき、その後ご来院ください。
『労災保険（労働者災害補償保険）』について
労災保険とは、勤務中または通勤途中に発生したケガや病気、障害などに対して、働く方ご本人やそのご遺族に対し、必要な医療費や補償給付を行う公的な制度です。
業務上の事故や通勤中のトラブルなど、不測の事態によって健康を損なわれた際に、経済的な負担を軽減するために設けられています。
当院では、労災保険の適用となる診療にも対応しておりますが、受診をご希望の際には、事前にお電話にてご連絡・ご相談いただきますようお願いいたします。スムーズな対応のために、受診内容や症状について簡単にお伺いさせていただきます。
なお、診療内容や症状の性質によっては、当院での対応が難しい場合もございます。その際には、より専門的な診療が可能な医療機関をご紹介させていただくこともございますので、あらかじめご了承ください。
労災保険で受診いただく際のご留意点
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受診をご希望の方は、必ず事前にお電話でご連絡ください。
労災保険の診療には特別な手続きや確認事項があるため、当日の受付をスムーズに行うためにも、事前のお電話をお願いしております。症状や受診の内容について簡単にお伺いし、必要なご案内をさせていただきます。
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受付の際には、「労災保険を利用しての受診」であることを必ずお申し出ください。
労災保険での受診時には、健康保険証のご提示は不要です。誤って健康保険を使用されますと、後から訂正や再請求が必要となり、申請手続きが煩雑になることがあります。受付時に必ず労災による受診である旨をお伝えください。
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労災対象であるにもかかわらず健康保険を使用されますと、後日の申請手続きに支障が出る可能性があります。
場合によっては保険扱いとならず、自由診療としての精算になるケースもございますので、あらかじめご注意ください。
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初回のご受診時には、労災保険の申請書類（様式第5号・第6号など）が未提出のことも多く見受けられます。
書類の整備が間に合わない場合でも、受診は可能ですが、後日書類をご提出いただく必要があります。不明な点がございましたら、どうぞ遠慮なくスタッフまでご相談ください。
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診療後は、速やかに勤務先のご担当部署（労務・総務など）へご報告ください。
労災保険の給付を受けるためには、勤務先による申請手続きが必要です。当院での受診後は、必ずご自身で職場にご連絡のうえ、必要書類のご準備・提出をお願いいたします。
『自賠責保険（自動車損害賠償責任保険）』について
万が一、交通事故に巻き込まれてしまった場合、ケガの治療には自賠責保険をご利用いただくことが可能です。この保険制度を活用することで、原則として患者さまの自己負担なしで医療機関での診察や治療を受けていただけます。
自賠責保険は、被害者救済を目的とした公的な制度であり、医療費だけでなく、交通費や休業による経済的損失なども補償の対象となるのが特徴です。たとえば、通院のためにかかった電車やバス、タクシーなどの交通費が補償されるほか、事故によってお仕事をお休みせざるを得なくなった場合には、一定の基準に基づき「休業補償金」が支給されることがあります。
現在就業されていない方であっても、例えば専業主婦（主夫）の方や、日常的に家事を担っている方なども、休業補償の対象となる場合があります。 これは、家事労働が経済的な価値を持つ活動として認められているためです。したがって「働いていないから補償を受けられないのでは」とご心配される方も、どうぞ安心してご相談ください。
交通事故後の受診や保険に関する手続きには、さまざまな確認事項やご準備が必要になる場合があります。初めて事故に遭われた方は特にご不安なことも多いかと思いますので、不明な点や気になることがございましたら、いつでも当院までお気軽にお問い合わせください。
交通事故は適切な治療を受けることが大切です
交通事故に遭われた際に多く見られるケガのひとつが、所謂「むちうち損傷（外傷性頸部症候群・頚椎捻挫）」です。これは、事故の衝撃によって首が鞭のようにしなることで、首周辺の筋肉や靭帯、神経などにダメージが生じるものです。
特に追突事故のような、強い衝撃が一瞬で加わるケースで多く発生しますが、事故直後には症状がほとんど現れないことも珍しくありませんが、数時間から数日が経過したあとに、首や肩の痛み、張り感、頭痛、吐き気、眩暈、ふらつき、手や腕の痺れ、倦怠感や集中力の低下等の症状が現れるケースもあります。
このような症状は一見すると軽いものに思われがちですが、放置することで慢性化し、長引く不調や後遺症につながる恐れもあります。「これくらいなら大丈夫」と自己判断せず、たとえ軽い違和感であっても、できるだけ早めに医療機関での受診と適切な検査を受けることを強くおすすめします。
早期に診断と治療を開始することで、症状の悪化を防ぎ、後遺症を最小限に抑えることが可能です。また、交通事故による症状の場合、自賠責保険の対象となるケースも多く、治療費の自己負担なく診療を受けていただける場合があります。
事故直後は気が動転していて体の変化に気づきにくいこともあります。ご自身の体の変化に耳を傾け、少しでも不安を感じた場合には、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
